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2008/01/23 06:24

リムブレーキのメンテナンス

多少の無礼を承知で書かせていただきますが、お店でお客様の自転車の修理&メンテナンス作業をしていて、たまに思うことがあります…。

「もうちょっと、愛車をお掃除してあげて~!」

お掃除してあげるだけで、パーツの寿命はかなり変わります。トラブル予兆の発見にもつながります。お掃除と言ってもそんなに複雑ではないです。車体の方は乾拭き&ワックスがけでOKですし、メカニカルな部分はチェーンと可動部分の注油、ギアにくっついた油カスを拭き取るだけで、まずはOKです。

せっかくの愛車、元気で長持ちさせてあげてくださいね。分かりにくいことがあったら、お店までご相談ください。

パーツの寿命といえば…ある出来事が思い出されました。

ロードバイクやクロスバイクに多い、車輪をゴムパッドではさんで止めるブレーキ。雨の中を走ったり、峠の下りを走ったりすると、ブレーキパッドがどんどん減っていきますよね。すり減ったブレーキパッドのカスは、一体どこにいくのでしょう?

ある程度は大気中や路面に飛びちっていくのでしょう。ブレーキパッドの表面にこびりついて残るものもありますし、タイヤやリムにも結構残っていますよ。お店の試乗車のリムサイドを、パーツクリーナーを含ませた布で拭いてみると、ご覧の通り…。

TS380383.JPG

結構汚れていますな!一見きれいなのですが、細かいパッドのカスがリム表面にこびりついていました。

お掃除のポイントとしましては…
・リムサイドを、パーツクリーナーを含ませた布できれいに拭き取る。(専用の砥石もあります。)
・ブレーキパッドの表面&溝に残ったカスを拭き取る。(または紙やすりで軽く削り取る。)
・タイヤサイドは濡れた雑巾で、黒い汚れが出なくなるまで拭き取る。(パーツクリーナーでゴシゴシ拭くのは避けるようにしましょう。)

きれいなホイールなら、ブレーキパッドやリムの寿命も長持ちです!ブレーキパッドの残量チェックも、大切な日常メンテナンス項目ですよ。ついでにリムサイドの削れ具合もチェックです。

えっ!?と驚かれた方もいらっしゃるでしょうか?そうです、ブレーキパッドだけではなくて、リムサイドもどんどん削れていくのです。新品と触り比べると分かるのですが、リムサイドは凹状にどんどん擦り減っていきます。

最近のリムには「磨耗インジケーター」なる印が付いているものが多いです。丸いへこみだったり、ラインが引かれていたり。この印がなくなったらリム交換の時期ですよ~という目安です。

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えぇっ!?私のホイールには印が付いていないよ!という方、もしかするとインジケーターが付けられていない年代のホイールかもしれません。お店でご質問ください。

TS380378.JPG

冒頭の話の続きなのですが、リムが寿命を迎えると…このように割れてしまいます。薄くなったリムサイドがタイヤの空気圧に負けて、破裂してしまいます。突然タイヤがバーストしたり、突然ブレーキがロックしたり、危険この上ありません。

このお客様は幸いにもすぐに気が付かれてお店にお持ちいただけました。僕の大学サイクリング部の先輩は、家から離れた交差点の真ん中でこの現象が起きたことがあるそうです。バキッ、バ~ン!という音とともに、交差点に取り残されたそうです。

ホイールのお掃除は、安全走行のためにとっても重要です。もしご不明な点があったら、何なりお店でご相談ください。

投稿者:On the Road│2008/01/23 06:24│善明のバイシクルトーキング



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