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2008/02/02 11:09

「自動車などの動力付乗り物の個人所有と使用を禁止する法案」

もし爆笑問題が出演している某テレビ番組に私が出演するなら、上記の法案を提出します。2010年から厚生労働省職員に適用し、2012年からは政令指定都市勤務の公務員に適用、2015年からは全国民に適用します。
かなり乱暴な考えだと承知していますが、要は石油などの化石燃料を消費する動力機に頼らず、どんどん自分の体を動かそう、自力で移動しよう、ということです。たとえば、通勤・通学の際は公共交通機関以外は自転車か徒歩(ランニングも含む)にします。
50年前の日本では普通のことだったと思いますし、ほとんどの人は高校生までやっていたことなので、ちょっと勇気を出せばできそうだと思うのですが、「そんなの関係ない!暇な人間だけがやればいい」などと猛反対されると思います。それは体を動かす習慣がない人や体を動かすことを苦に感じる人たちが非常に多いためです。普段トライアスリートの中にいると感じませんが、国民全体の身体レベル・運動能力は相当低いと思います。普通の人にとって歩くことはもちろん、走ること、自転車に乗ることがスポーツクラブの器具を使って行う特別なことになってしまっています。
実現すれば当初は生産性が低下し、国際競争力も低下するかもしれません。しかし最初は強制的にであっても、体を動かすこと、自力で移動することが快適に感じられる人を増やすことができれば、解決できる問題が多いと思います。たとえば体の動かすことで健康状態が向上することで生活習慣病や心の病気が減り、医療費が削減され、医師不足も解消されると思います。車を運転するのはプロのドライバーに限られますから交通事故も減るでしょう。
また通勤ランや通勤バイクで温室効果ガスの発生量を削減することもでき、地球温暖化対策になるでしょう。近年異常気象でトライアスロン大会が中止・延期されるケースが増えてきています。今後さらに異常な高温や台風の頻発、季節はずれの台風や寒波により開催できない状況を招きかねません。特に人気のある大会を開催している南の島々は最初に影響を受けることになるでしょう。荒療治をしなければいけない段階にきていると思います。
運動習慣のない人から見れば、通勤トレーニングは個人の嗜好のように受け止められるかもしれませんが、ごみの分別やエアコンの温度調節、買い物袋の持参などのエコロジカルな行動と同列にある尊い行動であることをもっとアピールしていいと思います。
しかし実現するには歩道や自転車レーンの整備、公共交通機関の整備などの行政の努力や、労災認定、シャワーや自転車置き場の設置など企業の理解が必要になり、簡単な話ではないと思いますが変化も見られます。都内では1車線を自転車レーンにしているところもあるようですし、バイク通勤者に社内食堂の食券を提供している企業もあります。

さて先の提案に対して私ができることは、毎日走っても自転車に乗ってもケガも病気もしない体を手に入れるノウハウを提供することです。人間本来の構造どおりに体を使う能力を高めることができれば、私と同年代の人なら片道30分程度の通勤トレーニングなら平気で続けられると思います。
毎日快適に体を動かすスポーツライフをみなさんと一緒にリードしていけたらいいなと思っています。どんどん体を動かしてスポーツを楽しむ。結果として実力もアップする。その力になりたいと思っています。さらに構造どおりに体を動かす楽しさ・気持ちよさを、これまで運動習慣のなかった人や子供や高齢者、どんな人とでも共感・共有することができたら実現できると思っています。

投稿者:On the Road│2008/02/02 11:09│藤原裕司のアスリートコラム



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