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2008/08/12 00:00

カナダ ケベックでのメカニックサポート記 その1

投稿者:色川浩樹

このたびジュニアナショナルチーム(18歳以下)のメカニックとして、オンザロードスタッフの色川が
カナダで行われたロードステージレースの二つのイベントにメカニックサポートで派遣され、オンザロードを2週間留守にしていました。

派遣期間 7月22日~8月6日
派遣場所 カナダ ケベック州 バルドール
大会名  7月25日~29日 
       ツール・ド・ラビティビ (5ステージ)

      7月31日~8月3日
       ネイションズカップ・アビティビ2008 (4ステージ)

メンバーは選手6名と監督、マッサージャー、メカニックの計9名での参加で
選手は日本国内の大会成績から選抜されたツワモノが集まり、その中にオンザロードのお客さんである、笠原恭介選手がチームのエース格として大会に出場しました。
自分は、これまで選手として海外のレースに参加していた経験を買われてメカニックとしてJCF(日本自転車競技連盟)より要請を受けました。

メカニックとしての仕事は出発前から始まり、選手一人一人の使用するバイク機材や状態をTELで確認して必要な工具、部品を洗い出し、完成車一台が入るダンボール箱に詰め込む。各自出発前にメンテナンスを済ませて大会に出場できるようにと念を押しておく・・・。

成田空港で集合し顔合わせをしつつ、荷物を出発カウンターに預ける。高校生と大学生一人みんな若い!自分も気持ちは若いつもりだが、話が合うのか少し不安な自分。
ここから一仕事、全員の自転車と荷物で個数オーバー!毎度のことなので驚かないが、超過料金を請求され、監督が交渉のかい無く渋々支払っていました。

一度アメリカ、シカゴで乗り換えてカナダモントリオールへ到着、そこからバスで6時間、途中、ロレンシャン高原と言うガイドブックに乗っている秋には紅葉が綺麗らしい所を通過、とにかく小さい湖がたくさんあって4時間位同じ景色だが綺麗で飽きない。
カナダの大自然を堪能して、今回の会場となるバルドールという町の、参加チームが全員が宿泊するカルフールハイスクールに到着、高校の教室を一つ与えられそこに9人が寝泊りしました。


ロレンシャン高原とコース脇は数万の湖
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カルフール高校
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宿泊施設となった教室
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高校の食堂、気分はアメリカのハイスクールドラマ
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翌日の25日(金)ツールド・ラ・ビティビ (プロローグ)
フィニッシュゲートが町の真ん中に設置され、そこでチーム紹介と写真撮影を受ける。
夜7時から400mタイムトライアルが始まる。町の真ん中の直線を封鎖して、二人同時にスタート、レースはあっという間だが観客はとても盛り上がる。日本選手は相手のカザフスタン選手達に圧倒されてしまったが、日本人トップは笠原選手で、高校2年生ながらチームのエースの貫禄を見せてくれました。


カナディアンメープルと TREK Madone6.9
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オープニングセレモニーで集合写真
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毎ステージ、スタート前にギア比チェックを受ける。
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プロローグ400m TT
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26日(土)からいよいよステージレースが始まり、カルフール高校から選手はバスで、スタッフはチームカー(カローラセダン)にバイク6台と予備ホイール4本と工具を積んで、100km離れたプレイザックと言う町のスタート地点まで移動。毎レース午後5時ごろにスタート!
メカニックは出発前までにバイクを洗車と整備をして車の屋根に自転車を6台と必要機材を詰め込む。会場に着いたらバイクを下ろして、タイヤの空気圧を確認、スタート地点で予備ホイールとアーレンキーを持って選手に付き添い。選手がスタートするのを見送ったら、チームカーの後ろ席に飛び乗って、まさしく気分はツールドフランス。
予備のバイクを載せたチームカーやコミッセールカーが集団の後ろでレース中、選手に落車や、パンク、ボトル補給など何があっても良いように連なる。車に乗ってスタートした時は、監督がアクセル全開で発進!スタッフもレースだ。
コースはほとんどのステージが100km程で、道路は40km走って隣町に入ると信号がやっとある、いかにも広大な国だと感じる。日本で言うところの北海道のような。
街を通過するときに、スプリントポイントが設けられ、賞金やボーナスタイムが与えられて選手も町の人もヒートアップする。
山岳賞も設けれているが、アウターギアで上りきれる小高い岡を何度か越えた最後の岡で山岳地点がある。

選手はゴールのバルドールへ向けてアタックを繰り返す。その中に日本選手も加わっていることがコミッセールカーの無線からチームカーに常に情報が入る。フランス語の後に英語の無線が流れ、日本選手のゼッケン番号を聞くと、アタックの時は「よし、そのまま逃げが決まれ!」とか、落者に巻き込まれていたり、パンクでゼッケンを呼ばれたときは、メカニックはハラハラ、長い車の隊列の前で選手たちはレースをしている。日本のチームカーからは選手の集団が、あまり見ることができない。コミッセールからのレース状況を知らせる無線が頼りだ。

とにかく日本に比べ道が悪い、穴ぼこがあいていたり、ひび割れもある。パンクしてチームカーの助けを待つ選手が多い。1レースで4回もパンクするチームもあり、そうすると予備の車輪が足りなくなり、メカニックが車内でチューブ交換をする羽目に。


スタート
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チームカーのキャラバン
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コミッセールカー、マスタングとドライバー
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フランスが引っ張りレースはペースアップ
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バルドールに帰って来てゴール!
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レースのほうはフランス、アメリカ、オーストラリアの選手が強く、常にアタックをしにいっている。日本選手も最初は集団が蜜で怖いなどと言っていたが、だんだん慣れてきて積極的な走りをしている。しかし日本では経験したことの無い毎日がレースのステージレースで疲れが見え始める。
笠原選手は4日目の個人タイムトライアルを走った後に、体調不良でリタイヤすることになりました。
結果は日本チーム26チーム中真ん中あたりでした。
フランスが圧倒的に強くツールドフランスのゴール前のようにアシストがひっぱり3段ロケットでエースを勝たせるなど、高校生にして完璧なレース展開をしていました。


アモスと言う町の教会からスタート
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個人TT 笠原選手が金鉱のトンネルから飛び出して行く。
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個人TTのスタート地点は金鉱の地下でトラクター?でスタート地点に運ばれる選手たち。
中は真っ暗で寒いらしい!斜度は17%いったいどんな世界なんだろう??
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その2へ続く。

投稿者:On the Road│2008/08/12 00:00│イベントレポート



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