2009/02/20 18:16
マドン6.9 レースバイクを組む
そろそろ春が近づいて、梅が咲き、プロ野球はオープン戦がテレビで頻繁に流れる頃、
自転車選手もレースシーズンへ向けて日々トレーニングに励む中、ある楽しみが!!
それは新車の投入時期でもあります!
中でもプロ選手はスポンサーを受けている自転車メーカーから、最新のフラッグシップモデルに乗ってレースに出場して活躍することで、自転車乗りの憧れの存在となるプロ選手と自転車。
今年からトレック ジャパンがサポートをする北京オリンピック日本代表、トライアスロン プロ選手の田山寛豪さん。
オンザロードとは長い付き合いがあり、このたび田山選手のメカニックサポートをさせていただくこととなりました。
ここからは田山選手のプロ使用のバイクを組み立てていきます。(プロ使用と言っても市販のモノです。)
車種は TREK Madone 6.9 Pro
まさしくトレックのフラッグシップモデル、そして PROJECT ONE というトレックの上位機種に展開されている、フレームのカラーリングとパーツのオーダーが可能なこのプロジェクトワン仕様のマドンを早速箱から出していきます。さてどんなカラーか楽しみです!!
マドンはこのように厳重に梱包されてお店まで届きます。
フレームは箱に縛り付けられ、中で動かないように。
各パイプにはエアパッキン(通称プチプチ)が巻かれた上に白い水道管用?スポンジが巻かれ、フレームとホイールの間にはヨガマットの様なスポンジのマットが敷かれています。
このマットを再利用して、腹筋を鍛えたり、クルマにバイクを積む時のクッションに使用したり、
さすがマドン・・・
箱から出した状態です。ある程度組みつけがしてあって、いわゆる7部組みです。
残り3部を組み付けるだけで完成!!とは行きませぬ。
ここで初めてオーダーしたカラーを確認できました。
お~ビビットカラー!!
ブラックのカーボン地にグリーンが映えます!
7部までパーツを組み付けてくれたTREKの社員さんごめんなさい。
一度パーツを外してしまいます。
なぜかと言うと、フレームのみの重量を量ってみたいから!ではなく、
フレームとパーツに問題が無いか?
メンテナンス性を良くしておく。
田山選手のポジションなど乗り方、トライアスロン(オリンピックディスタンス)の使用に合わせた組み方をするためです。
マドンのクランクとボトムブラケット(BB)
フレームのベアリングを受ける部分はTREK独自の高精度の成型技術によって、シールドベアリングとダストカバーを直接カーボンフレームにはめ込むだけの構造です。
直接カーボンフレームにベアリングをはめ込むなんて大丈夫なのかと心配になってしまいますが、去年の夏トレックの本社(USA ウィスコンシン)で工場見学をした時に、ちゃんとクランクに負荷をかけて永遠?に回転させて、さらに水槽の中で水をバシャバシャかけながらも問題が起きないかの耐久テストをしていました。
またフレームのBBシェル横幅をクランクが許す最大限の幅で設計することで、ペダルを踏み込んだ時の横剛性を向上しつつ軽量化を可能にしています。
実際、BBシェル部分は中が空洞でいかにも軽そう、フレーム内部のカーボン繊維もとても奇麗に成型されているのが良く分かります。
ばらしたついでに、重量を量ったみました。
フレームのみ サイズ52cmで1039g
激軽と言うわけではないですが、いろいろなレベルのユーザーからプロ選手が3大ツールを制するのに安心して乗れるフレームとしては今の技術だとベストな重量だと思います。
フロントフォーク361g
トレックは闇雲に軽量化をするメーカーでは無いと僕は勝手ながら思っています。
たとえばトレック マドン5シリーズのフロントフォークはステアリングチューブ(ステ管)だけはアルミ製にして強度とメンテナンス性を重視しているように感じます。
ユーザーが自分でハンドルの高さを変えたい時など神経質にならずボルトを締められます。
写真のフロントフォークは最上位機種でカーボンのステ管を仕様しています。
またヘッドパーツの下側のベアリングを受ける部分にこだわりがあり、ベアリングとステ管の直径を太くしてさらに、ブレーキ台座部分からステ管へのカーボン繊維の流れに角を作らないようにして、角部分に力が集中しない設計になっています。
ここまでまずはマドンをばらしてきました。
レースバイクを組む、其の2 で組みつけに取り掛かります。
こうご期待!
投稿者:On the Road│2009/02/20 18:16│色川フィーリング│
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