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2009/06/26 00:54

トライアスロンブーム

トライアスロンシーズン真っ只中、みなさんの調子はいかがでしょうか?私は21日に「はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン」に出場し、28日は徳之島大会に出場します。国内で新型インフルエンザの感染者が出たときには、開催が危ぶまれたアイアンマンジャパンも無事開催されました。

前回「東京ではすごいマラソンブーム、自転車ブームのようですね」と書きましたが、トライアスロンもブームが来ているようです。佐渡大会は例年よりもかなり早く定員に達したようですし、昭和記念公園や手賀沼など東京近郊の大会も定員を越える申し込みがあるそうです。

今年、日本ではロングタイプのトライアスロンは宮古島、アイアンマンジャパン、皆生、佐渡Aの4大会が開催されます。長めのミドルは徳之島、珠洲A、佐渡Bなどでしょうか。
かつては日本海オロロンが日本最長のロングでしたし、ひろしま、下北、波崎にもミドル大会がありました。

先日、ツールド宮古島のお手伝いで宮古島に行き、トライアスロン大会関係の方々とお話する機会がありました。
一部で報道されましたが、今年の宮古島大会でスイムとバイクの距離を短縮する案が話し合われたそうです。そして来年大会で競技距離を短縮する案が再度話し合われているそうです。

ロングのトライアスロン大会は競技時間が長いので、交通整理やエイドステーションなどで支えてくださるスタッフの拘束時間が長くなります。交通規制のために地元の方々にご迷惑をおかけする時間も長くなります。選手がレース中に補給する量も増えるので、その分ゴミも増えます。いろいろ地元も方々に負担をおかけしているわけですが、短縮が望まれるその一番の原因は医療班の負担が大きいためだということです。
アイアンマンジャパンはハワイなど海外のアイアンマンに比べ、制限時間は短いのですが、これも医療班の負担を考えてのことらしいです。
雨天の場合、バイクパートで転倒し、傷や怪我の手当を受ける選手が多いそうですが、ロングトライアスロンでは決まってトップ選手がゴールする頃から、医療部に担ぎ込まれる選手が多くなるそうです。原因は脱水、低血糖、ヒザなどの痛みなどです。
一時的に集中せずに運ばれてくれば、医療班の方々も対処もしやすいと思いますが、ある時間になると一気にどっと押し寄せ、「野戦病院」のような状態になるそうです。スタッフの大変さは想像していただけると思います。運ばれてきた選手全員が帰るのは夜中になるでしょう。そしてロングトライアスロンが開催されているのは医師不足が懸念される地域だと思うので、多くの医療スタッフは翌日から通常勤務に戻るはずです。

今年有名人が出場して話題になった石垣島大会は、午前中に一般・リレーの部が行われ、午後からはエリート選手によるワールドカップが開催されます。医療班もほかの多くのスタッフも宮古島大会同様に1日がかりですが、医療処置を受ける選手の数は宮古島に比べると、格段に少ないそうです。
もしこのような状態が続くようだと、宮古島大会に限らず競技距離を短縮する動きが進むかもしれませんし、大会そのものが中止になるということも考えられます。私の杞憂ですんでくれればいいのですが、日本からロングのトライアスロンがなくなってしまうかもしれません。

ロングのトライアスロンを愛好し、それを目標にトレーニングしている私たち出場者ができることは、医療班のお世話にならないように準備することではないでしょうか。
レースの現場で具合が悪くなったのに、医療班のお世話にならないように我慢をしろという話ではありません。
余裕を持って完走できるだけの体づくりをするには、やはりトレーニングこそが大事です。数週間のトレーニングだけでロングに出場するのは、称えられるようなことではなく無謀なことだと思います。数ヶ月〜1年以上トレーニングを継続してほしいものです。そしていきなりロングに出るのではなく、ショートやミドルを経験しておくといいと思いますし、マラソンやエンデューロなどの大会も効果的だと思います。
定期的に長距離・長時間のトレーニングを行い、自分の体にどういう不具合が起り得るか把握し、自分に合う給水や補給を見つけておくことも大事です。
日々トレーニングを継続しようとすると食事、飲酒、睡眠なども大事です。しっかりトレーニングできている人はレースが近づいたからといって特別なことをしなくても大丈夫ですが、よい体調でレースに臨めるようにレース前の食事、飲酒、睡眠にも注意しましょう。そしてレース中は自分の状態をモニターし、不具合の兆しを感じたらすみやかに対処して、ゴールを目指しましょう。

投稿者:On the Road│2009/06/26 00:54│藤原裕司のアスリートコラム



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