利根川疏水を巡って ~水郷編~

 

こんにちは!つくば店の大高です。

GWを挟み少し間が空いてしまいましたが、3回目となりました今回は、利根川下流域と霞ヶ浦からなる「水郷(すいごう)」地帯を訪れて見たいと思います。


 

スタートは土浦市の「霞ヶ浦水郷公園」

 

そうです、水郷繋がりです。

 

以前にオンザロードつくば店にも来て下さいました、「Cafe Coffee Room」さんのケータリングカーが出店されています。

(5/28にもつくば店へ来て下さる予定なのでついでに告知・・・)

 

出発前の喉を潤していくのにいいですね。

 

今回はしませんが、霞ヶ浦一周するのに起点として利用すると良いですよ。

 

日帰り入浴施設の「霞浦の湯」もありますし・・・。

まずは霞ヶ浦南側を走り、稲敷市浮島を目指します。

 

一筆書きでの霞ヶ浦一周を目指す方には役に立たない情報かもしれませんが、今回はスピード重視のため、湖畔の自転車道ばかりを走らず幹線道路も多用していきます。

 

交通量の多い国道125号を通りますが、迂回が少なくコンビニもあります。

 

① 県道110号に出ました。道幅がそれなりにある上、車の往来は少なめです。

 

いや~見事な5月晴れ。代掻きが終わり、水面が鏡のようになった田に、稲苗が植えられていく風景が個人的に大好きです。薄っすらと筑波山も見えますね。


県道110号を進むとサイクリングロードと並走するので、そちらに移り湖畔を進みます。

②開けた場所に出ました。

 

ここ美浦村大山には、かつて旧日本海軍の基地があったそうですが、現在は防災ヘリポートやボートスロープになっていて、ちょっとした賑わいを見せています。

 

コーラの自販機と日陰のベンチがありがたいです。

 

このまま湖畔に沿って稲敷市へと向かいます。

 

小野川の河口にセブンイレブンがあるのですが、水郷公園からそこまでで約25kmです。

ここに寄らずに通りすぎて湖畔を進むと、北利根川に出るまでの20km、コンビニが一件もありません。

 

これからの時期、霞ヶ浦一周するサイクリストは、出来れば寄っておきたいですね。

 

浮島の和田公園まで来ました。有り難いことに自販機とトイレがあります。


ここから進路を南に向けて、利根川を目指します。

①妙岐ノ鼻と呼ばれ、50haにもなるヨシの湿原が広がっています。

この先の信号を左に曲がり、稲敷大橋を渡ると霞ヶ浦沿いに行けるので、一周する方はこちらへ。

 

ここまで来ると、最初の目的地、「水郷佐原」までは少しの距離です。信号を直進し、田圃道を進みます。


ちなみに今回のロングライドは、快適な乗り味で定評のある「ドマーネ4シリーズ」をお供にしました。

 

もう説明不要かもしれませんが、ロングホイールベースと低重心設計による安定感だけでなく、

「ISO SPEED テクノロジー」の衝撃吸収性能で超絶快適です。

 

特に地方のサイクリングロードや田圃道に多い、写真のような荒れたアスファルトの道では、微振動を適度に吸収し、的確にロードインフォメーションを伝えてくれます。

 

流石にサスペンション付きのMTBのようにジャンプや階段下りは出来ませんが(笑)


利根川北岸に出ました。

海の方角に進むと水郷大橋が見えてきます。

水郷大橋を渡り千葉県に入ります。

③橋を渡ってすぐ東側に「道の駅 水の郷さわら」があります。

土日になるとそれはもう混み合うので、正面国道側の駐車場からは乗り入れず、利根川側の自転車道から入って駐輪場に止めると良いと思います。

 

平日は静かなものですが、休日ともなると出店屋台が軒を連ね、サイクリストがつまみやすいようなB級グルメが頂けます。

 

この道の駅は名前の通り「水郷・佐原」に隣接していて、少し行くと小江戸情緒漂う街並みが見えてきます。

④先ほどの道の駅とは打って変わって、それっぽい雰囲気になってきました。

 

かつて水運で栄えた佐原の町並みが当時の面影のまま残っており、シャッターを切るとどこでもそれっぽい写真が撮れてしまう、ステキスポットです。

 

水の郷(みずのさと)と読むだけあって、清涼感のある素敵な佇まいです。


できれば鰻か鯉料理の一つでも食べて行きたいところですが、時間(それとお金)の都合で先を急ぎます。

 

また利根川南岸に戻ってきました。

⑤何の前触れもなく急に鳥居が出現しましたが、少し離れたところにある香取神社の鳥居で、海から神様をお出迎えするためのものらしいです。

 

いま海と言いましたが、1000年前は霞ヶ浦を含む利根川の下流域は全て繋がっていました。前回訪れた「印旛沼」も「手賀沼」も含めてとても大きな内海を形作っていて、「香取海」と呼ばれていたそうです。

 

これから向かう利根川と北利根川に掛けての区間は、かつて海だったんですよ~。


 

①利根川は下流域に来ると川幅が広く、橋がかかっている箇所が少ないです。なので自転車と歩行者が通れるよう、東関東自動車道の橋桁脇に小さな橋が渡してあります。

 

北利根川(常陸利根川)まで来ました。ここにも綺麗なサイクリングロードが整備されています。

利根川より堤防が低いのか、川との距離が近くて、人と水との結びつきがより強いような感じがします。

 

かつて海の底だったこの地には、堆積した土砂で出来た小さな島がいくつもありました。地名に「島」の字がついているところが多いのも頷けます。

 

潮来大橋を渡り茨城県に戻ってきました。

 

16世紀以降に新田開発がされてから、この水郷地帯には縦横に水路がめぐらされて、下の写真のような「サッパ舟」が農作業や普段の交通手段として使われていました。

 

水路の面影は少なくなってしまいましたが、現在でも観光船としてボッチ笠にモンペ姿の女船頭が案内をしています。

 

農作業はもとより、当時の人々の生活にも結びつきが強かったので、花嫁や嫁入り道具を舟に載せてお嫁入り、なんてこともあったそうです。

 

6月には「嫁入り舟」がイベントとして水郷地帯では頻繁に行われるので、関東のヴェネチアとも言えるこの水郷地帯に足を運んでみませんか?

 

5月末より始まる「水郷潮来あやめまつり」開催期間中の土日は、土浦から高速艇が一日一往復するそうです。

 

帰りは湖畔を追い風に任せ、帆掛け舟のように流して行きます。

 

さて、次はどこへ行こうか・・・